Analysis Guide

配牌分析の計算条件

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この機能で分かること

入力された13枚の配牌から、7つの手役とリーチ戦略をそれぞれ全力で進めた場合に、どの狙いが専用テンパイへ到達しやすいかを比較します。

通常の打ち方をした場合の実戦成績や、最も勝ちやすい打ち方を示すものではありません。各AIは対象の手役またはリーチ可能テンパイを最優先して進行します。

比較する手役・戦略

リーチは特定の牌構成を目指す手役ではありません。門前を維持し、通常シャンテン・受け入れ・待ちの残り枚数を重視して、合法的にリーチできるテンパイを目指す戦略です。

ランキングの初期表示は、テンパイした巡目と他家リーチへの先制を加味した「実戦テンパイスコア」で比較します。総テンパイ率、12巡目までの到達率、先制テンパイ率、平均到達巡目にも切り替えられます。

7つの手役AIとリーチAIは、同じ配牌・試行回数・基準乱数シードを使いながら、それぞれ別々に独立した対局シミュレーションを行います。8つの割合を合計しても100%にはなりません。

平和AIはランキングには含めず、単独分析で引き続き利用できます。

実戦テンパイスコア

単に最終的なテンパイ到達率だけを見るのではなく、早い巡目のテンパイと、他家の最初のリーチより先に到達したテンパイを高く評価する0〜100点の指標です。

各試行の得点 = 巡目重み × 状況重み / 実戦テンパイスコア = 全試行の平均 × 100

巡目重み

状況重み

同じ巡目内では、シミュレーション中のイベント順で先後を判定します。他家がリーチしなかった試行でテンパイした場合は先制扱いです。分母は無効試行を除いた有効試行数で、従来の打牌・副露・アガリ判断は変更していません。

例として、8巡目に先制テンパイなら0.85点、8巡目に追っかけテンパイなら0.34点です。未到達試行も0点として平均へ含めます。

3つの到達率

成立アガリ率

指定した役を全力で狙うAIが、他家より先にその役を含む手でアガれた割合です。形が完成しても他家に先にアガられた場合や、アガリ牌を引けなかった場合は含みません。

テンパイ到達率

指定した役が成立するアガリ牌を待つテンパイへ、一度でも到達した割合です。通常テンパイでも、役が成立しない待ちしかない場合は含みません。高目だけで成立する場合は、その高目が1枚以上残っているときだけ数えます。

イーシャンテン到達率

指定した役が成立するテンパイまで、あと1回の有効なツモと打牌で進める状態へ、一度でも到達した割合です。通常手としてイーシャンテンでも、指定役の完成形につながらない場合は含みません。

成立アガリ率 ≦ テンパイ到達率 ≦ イーシャンテン到達率

分母はすべて有効試行数です。一度到達した状態は、その後に手が後退しても到達済みとして残します。

純チャン・チャンタAI

すべての面子と雀頭に1・9・字牌が関係する形を目指します。字牌が残るチャンタと、字牌を使わない純チャンの両方が対象です。123・789の順子、1・9・字牌の刻子や対子を優先します。

通常のシャンテンや受け入れが良くても両方の可能性を失う打牌は選びません。純チャン・チャンタが成立しないアガリ牌ではアガらず、役が成立するロンまたはツモだけを成功として集計します。

染め手AI(ホンイツ・チンイツ)

染め手AIは、萬子・筒子・索子のいずれか1種類へ牌を集め、ホンイツまたはチンイツでアガることを最優先するAIです。どちらでアガっても染め手AIの成功ですが、チンイツをホンイツへ重複して数えません。

色と進行の選び方

配牌時点の枚数だけでは固定せず、完成面子、ターツ、対子・暗刻、字牌、残り有効牌、副露のしやすさを比較します。数牌面子を副露する前なら、ツモによって萬子・筒子・索子の狙いを変更します。

ホンイツとチンイツ

字牌の対子や暗刻を利用した方が進みやすい場合はホンイツ、同色牌が十分に多く孤立字牌を処理した方が進みやすい場合はチンイツを優先します。最初から片方へ固定せず、6候補の専用シャンテンと有効牌を比較します。

副露と成功判定

狙う色のチー・ポンと、ホンイツに有効な字牌ポンを利用します。数牌を鳴くとその色に固定され、字牌をポンすると色は固定されませんがチンイツは不可能になります。染め手が成立しない通常アガリは見逃します。

七対子全力狙いAI

門前のまま7種類の対子を揃えることだけを目指すAIです。通常形のシャンテンや完成判定とは分け、七対子専用の式と生きた単騎待ちで進行を判定します。

完成した対子は壊さず、3枚・4枚使いの余剰牌を先に処理します。テンパイ後もリーチせず、山に残る枚数とフリテンを確認しながら単騎待ちを変更できます。

一気通貫全力狙いAI

萬子・筒子・索子のいずれか1種類で、123・456・789の3順子をそろえてアガることを最優先します。門前と副露ありのどちらでも、一気通貫を含んでアガれば成功です。

狙う色と完成形

配牌時点の枚数だけでは固定せず、3つの必須順子の完成度、必要牌の残り枚数、有効牌、副露のしやすさを比較します。必須順子を鳴く前なら色を変更でき、鳴いた後はその色へ固定します。

一気通貫には必須3順子のほかに、任意の1面子と雀頭が必要です。これらは別の色や字牌でもよく、すべてを同色へ集める染め手AIとは異なります。

副露・アガリ・到達率

123・456・789を完成させるチーを利用します。対象外のチーやポンは、残り1面子として使え、面子枠を壊さず専用向聴数が改善するときだけ行います。

有効な全完成分解を確認し、そのうち1つ以上に同色123・456・789が含まれる場合だけ成功です。一気通貫にならない通常アガリや安目は見逃します。

イーシャンテン到達率は、一気通貫になる生きたテンパイまであと1段階の状態へ、一度でも到達した割合です。通常イーシャンテンでも一気通貫へ進まない形は含みません。

対々和全力狙いAI

対々和AIは、順子を使わず、4つの刻子と1つの雀頭を作ってアガることを最優先するAIです。門前と副露ありのどちらでも、4刻子1雀頭の形でアガれば成功として集計します。

対子と刻子の扱い

完成している刻子は原則として残します。対子は、ポンやツモによって刻子にする候補として利用します。ただし、最終的には雀頭が1組必要になるため、すべての対子を無条件でポンするわけではありません。

ポンとチー

ポンによって対々和専用の向聴数が改善し、残りの刻子と雀頭を作りやすくなる場合は積極的に鳴きます。唯一の雀頭候補を失う場合や、ポン後の受け入れが悪くなる場合は見送ることがあります。

対々和では順子を使わないため、チーは一切行いません。通常の向聴数が改善する場合でも、対々和が成立しなくなるチーは行いません。

4枚使いと待ち

同じ牌を4枚持っていても、現在はカンを使用しないため、3枚を刻子、残り1枚を余剰牌として扱います。同じ牌4枚を刻子と雀頭へ重複して使用しません。

対々和のテンパイはシャンポン待ちまたは単騎待ちです。待ち牌が公開情報上1枚以上残っている場合だけ、対々和テンパイとして数えます。

リーチ・成功判定・到達率

対々和自体にアガリ役があり、待ち変更の自由を残せるため、原則としてリーチしません。対々和にならない通常アガリは見逃します。

順子を使わない4刻子1雀頭で先にロンまたはツモした場合を成功とします。四暗刻や字一色などの上位役が複合しても構造が同じなら成功に含めますが、七対子は含めません。

対々和イーシャンテン到達率は、対々和が成立する生きたテンパイまであと1段階の状態へ、一度でも到達した割合です。通常イーシャンテンでも順子を使う完成経路しかない形は含みません。

表示値は対々和の成立だけを優先した簡略シミュレーションの参考値です。ドラ、点棒状況、守備、押し引き、場況による実戦の最適打牌を示すものではありません。

平和全力狙いAI(単独分析)

平和AIは、門前の4順子1雀頭と両面待ちを目指す専用AIです。平和は8戦略ランキングの比較対象から外していますが、個別の配牌分析と既存の判定・テストは維持しています。

タンヤオ全力狙いAI

タンヤオAIは、1・9・字牌を使わず、萬子・筒子・索子の2〜8だけでアガることを最優先するAIです。順子中心、刻子中心、七対子など、複数の完成経路を比較して進行します。

使用牌と喰いタン

現在の配牌分析は喰いタンありです。234・345・456・567・678のチーと2〜8牌のポンを、専用向聴数または生きた有効牌が改善するときに利用します。123・789や、1・9・字牌を固定する副露は行いません。

通常形と七対子

門前中は中張牌限定の4面子1雀頭と、中張牌7種類の七対子を毎巡比較します。対子が多ければ七対子を残せますが、チー・ポン後は通常形だけを対象にします。

打牌・アガリ・リーチ

孤立した1・9・字牌を優先して処理しつつ、2〜8の完成面子、連続形、両面、対子、暗刻を残します。固定順では切らず、打牌後のタンヤオ専用向聴数と有効牌を全候補で比較します。

完成手と副露に1・9・字牌が1枚もない場合を専用の構造判定で成功にします。複合役や上位役があっても同様です。タンヤオにならない通常アガリは見逃し、フリテンではロンしません。タンヤオ自体でロンできるため、原則リーチもしません。

専用到達率

タンヤオテンパイは、生きている待ちのうち少なくとも1種類が2〜8だけの完成手になる状態です。タンヤオイーシャンテンは、そのテンパイまであと1回の有効ツモと最善打牌で進める状態です。

表示値はタンヤオ成立だけを優先した簡略シミュレーションの参考値です。実戦の最適打牌や期待値を示すものではありません。

三色同順全力狙いAI

三色同順AIは、同じ開始数字の順子を萬子・筒子・索子に1組ずつ作ってアガることを最優先するAIです。123から789までの7候補を毎巡比較します。

完成形と開始数字

三色の必須3順子に、任意の残り1面子と雀頭を加えた全完成分解を探索します。同じ数字の刻子を3色に作る三色同刻や、七対子だけの形は三色同順の成功には含めません。

必須順子を副露する前は開始数字を変更できます。三色に直接関係する順子をチーした後は、その開始数字へ固定して残り2色をそろえます。

副露・打牌・アガリ

三色の必須順子を作るチーを優先します。三色に直接関係しないチーやポンは、残り1面子として使え、必須3順子の面子枠を残したまま専用向聴数または有効牌が改善する場合だけ利用します。

打牌は、三色専用向聴数、生きている専用有効牌、3色のうち最も遅れている色、完成済み必須順子を辞書式に比較します。三色同順にならない通常アガリは見逃します。

専用到達率

三色テンパイは、生きている待ちのうち少なくとも1種類で同じ開始数字の3色順子を含む完成手になる状態です。三色イーシャンテンは、そのテンパイまであと1回の有効ツモと最善打牌で進める状態です。

三色同順自体でロンでき、待ち変更の自由を残すため、原則としてリーチしません。フリテンではロンせず、三色になるツモならアガります。現在はカンを使用しません。

表示値は三色同順の成立だけを優先した簡略シミュレーションの参考値です。実戦の最適打牌や期待値を示すものではありません。

リーチ全力狙いAI

リーチAIは門前を維持して最速でテンパイし、合法的にリーチを宣言した後にアガることを最優先します。特定の手役や打点ではなく、シャンテン数、受け入れ、待ちの残り枚数を重視します。

成功と宣言の条件

リーチを宣言しただけでは成功になりません。宣言牌で放銃せずリーチが正式成立し、その後にロンまたはツモでアガった試行だけをリーチ成立アガリとして集計します。開始点は25,000点で、成立時だけ1,000点を供託します。

門前の非フリテンテンパイで、生きた待ちがあり、牌山に4枚以上残る場合は、単騎・嵌張・辺張・シャンポンでも原則即リーチします。現在はフリテンリーチを行いません。

打牌・副露・リーチ後

通常形と七対子形を比較し、向聴数、受け入れ、待ち残り枚数、待ち種類、良形の順で打牌を選びます。チー・ポン・カンは一切行いません。

リーチ成立後は手牌を変更せず、アガリ牌以外をすべてツモ切りします。他家3人はリーチ後も守備へ切り替えず、従来どおり最速アガリを目指します。

表示する確率

リーチ宣言率は全有効試行のうち正式にリーチが成立した割合です。宣言後アガリ率は、正式にリーチが成立した試行だけを分母として、その後にアガれた割合です。

ダブルリーチの個別集計、一発、裏ドラ、カン、最終打点、収支、他家の守備は現在の計算対象外です。表示値は実戦の期待値ではなく、リーチ後にアガる確率を優先した簡略シミュレーションの参考値です。

他家3人のAI

全員同じ最速アガリ型の簡易AIです。打点や高い役より通常シャンテンを下げることを優先し、門前テンパイでは即リーチします。アガれる場合は安目でもアガります。

  1. 通常シャンテン数が最も小さくなる打牌
  2. 同じシャンテンなら、対子や連続形などから受け入れの見込みが大きい打牌
  3. 孤立字牌や孤立した1・9牌の処理
  4. 同条件なら固定順による選択

守備、押し引き、安全牌、スジ、壁、山読み、捨て牌読み、順位条件は考慮しません。

副露について

純チャン・チャンタAIは、役別シャンテンが改善する123・789のチーと、1・9・字牌のポンを使います。字牌がなくても純チャンの完成可能性が残る場合は、その進行を継続します。

染め手AIは、選択色のチー・ポンとホンイツに有効な字牌ポンを使います。数牌副露は色を固定し、字牌副露はチンイツ候補を除外します。

七対子AIはチー・ポン・カンを一切行わず、最後まで門前を維持します。

一気通貫AIは必須順子のチーを優先し、対象外のチー・ポンは残り1面子として成立可能性と専用向聴数が改善する場合だけ利用します。

対々和AIはチーを一切行わず、ポン後の専用向聴数・有効牌・雀頭候補を最善打牌まで比較して有利な場合だけポンします。

平和AIは門前を維持するため、チー・ポン・カンを一切行いません。単独分析でのみ利用できます。

タンヤオAIは喰いタンありで、234〜678のチーと2〜8牌のポンを、鳴き後の専用向聴数と有効牌が改善する場合に利用します。123・789や1・9・字牌を固定する副露は行いません。

三色同順AIは必須3順子を作るチーを優先し、対象外のチー・ポンは残り1面子として使えて、専用向聴数または有効牌が改善する場合だけ利用します。

リーチAIは門前を維持するため、チー・ポン・カンを一切行いません。

他家AIは通常シャンテンが改善し、役牌・タンヤオ・染め手・チャンタなどの役の可能性が残る場合に副露します。チーは上家からだけ、ポンは他の3人から行います。カンは使用しません。

シミュレーション条件

試行回数

試行回数が多いほど結果のばらつきは小さくなります。ただし、成立率が低い役は回数を増やしても安定しにくい場合があります。

「高速」は各AIを100試行して速報を表示します。「自動精密」は速報上位と僅差の3〜4AIだけを、同じ100試行を捨てずに1,000試行まで継続します。「全AI精密」は8AIすべてを1,000試行します。単独分析では、選択したAIだけを10,000試行する詳細分析も選べます。

計算は端末内の専用ワーカーで行います。PCでは最大4本、一般的なスマートフォンでは2本、低性能端末または低負荷モードでは1本を使うため、計算中も画面操作を妨げにくい構成です。計算は途中で中止できます。

同じ条件の結果はこのタブ内へ一時保存されます。ランキングから各AIの詳細へ移動した場合や、同じ条件を再度開いた場合は保存済み結果を再利用し、不要な再計算を行いません。

同じ配牌・乱数シード・AIバージョン・ルールバージョンなら、原則として同じ結果を再現できます。

確率の注意事項

表示される確率は、設定されたAIとルールによるシミュレーション上の参考値です。

実際の対局では、相手の実力、守備、押し引き、場況、見えている牌、点棒状況、親子、ドラなどで結果が変わります。成立アガリ率が最も高い役が、実戦で必ず最適とは限りません。

バージョン情報

純チャン・チャンタAI
chanta-ai-1.1.0
染め手AI
flush-ai-1.0.0
七対子AI
chiitoitsu-ai-1.0.0
一気通貫AI
ikkitsuukan-ai-1.0.0
対々和AI
toitoi-ai-1.0.0
平和AI(単独分析)
pinfu-ai-1.0.0
タンヤオAI
tanyao-ai-1.0.0
三色同順AI
sanshoku-ai-1.0.0
リーチAI
riichi-ai-1.0.0
ルールバージョン
starting-hand-rules-1.3.0
実戦テンパイスコア
practical-tenpai-v1
説明文バージョン
help-2.2.0
最終更新日
2026年8月1日
ランキングの比較対象
チャンタ、染め手(ホンイツ・チンイツ)、七対子、一気通貫、対々和、タンヤオ、三色同順、リーチ
単独分析のみ
平和
現在考慮しないもの
カン、赤ドラ差、守備、押し引き、点棒・順位条件、山読み

AIの判定条件を変更すると、同じ配牌でも確率が変わる可能性があります。結果にはAIとルールのバージョンを保存しています。

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