INTERMEDIATE VIDEO GUIDE / 読み・情報整理

麻雀の読みは「違和感」と「例外」で考える

読みは相手の待ちを一発で当てる技術ではありません。見えている情報から普通の手順を想像し、実際の打牌との違いを見つけ、危険度を少しずつ比較するための技術です。

紹介動画: 発男道場【麻雀解説ch】約11分で読める

動画提供: 発男道場【麻雀解説ch】の元動画をYouTubeで見る

RECOMMENDED FOR

この動画はこんな人に向いています

  • 相手の捨て牌を見ても何を考えればよいか分からない人
  • スジを安全牌だと思い込んでしまう人
  • 読みの例外が多く、使うのを諦めている人
  • 放銃後の手牌確認を上達につなげたい人

INFORMATION LEVELS

最初に、情報の強さを3段階に分ける

確定情報
四萬
その相手の現物
強い手掛かり
四萬二萬
捨て牌の順番や鳴き
弱い推測
一萬七萬
スジなどからの比較
読みは「安全・危険」を断定するものではありません。確定情報以外は、複数の候補から比較的通りやすい牌を選ぶために使います。

STEP 1

まず「普通ならどう切るか」を想像する

読みの出発点は、相手も基本的な牌効率で手を進めていると仮定することです。孤立牌、弱いターツ、不要になった牌がどの順番で出やすいかを考えます。

一般的に残りやすい複合形
二萬三萬四萬四萬五萬
役割を失うと出やすい牌
東
大切なのは基準を持つこと

普通の手順を知らなければ、実際の捨て牌が普通なのか、違和感のある手順なのかを比べられません。

STEP 2

捨て牌の順番から「なぜ残っていたか」を考える

近い数字の牌が時間差で出たときは、後から切られた牌がそれまで何らかの役割を持っていた可能性があります。ただし、ツモによって形が変わっただけの場合もあります。

先に切られた牌
四萬
数巡後のリーチ宣言牌
二萬
周辺に複合形があった可能性
一萬二萬二萬三萬四萬五萬
ここで止めない

「この待ちはない」と消去する前に、後から3萬を引いた、複合形を整理した、役を残したなどの例外も考えます。

注意: 上の牌姿は読み方を示す代表例です。捨て牌の順番だけで相手の手牌や待ちを断定することはできません。

STEP 3

鳴きには、手役と打点の理由が表れやすい

鳴いた相手は門前役を使えないため、役牌、染め手、ドラなどの狙いが手牌に残っていることがあります。どの牌を鳴き、何を直後に切ったかをセットで見ます。

ドラをポンした相手
中中中
残っているかもしれない複合形
五筒五筒六筒六筒六筒七筒
周辺牌は慎重に比較
七筒
確率と打点を一緒に見る

放銃する確率が低そうでも、高打点が見える相手には損失が大きくなります。通りやすさだけでなく、当たったときの打点も押し引きへ加えます。

EXCEPTIONS

読みが外れる代表的な例外を忘れない

1

赤牌・ドラ・手役を残した

牌効率だけなら先に切る牌でも、打点を作るために手元へ残すことがあります。

2

複合形から別の待ちが生まれた

単純な両面だけでなく、対子や暗刻が絡むと、捨て牌から想像しにくい待ちが残ります。

3

ツモで途中の役割が変わった

序盤に不要だった牌と、リーチ直前に不要になった牌は、同じ理由で切られたとは限りません。

READING ORDER

実戦で読みを使う順番

  1. 現物などの確定情報を先に確認する推測より先に、見落としてはいけない安全牌を探します。
  2. 普通の手順と実際の手順を比べるなぜその牌が後まで残ったのか、違和感を1つ探します。
  3. 例外を最低1つ考える複合形、手役、ドラ、ツモによる変化を候補に戻します。
  4. 危険度と放銃時の打点を比較する待ちを断定せず、押す牌と降りる牌を選ぶ材料にします。

PRACTICE

読みは対局後の答え合わせで育てる

アガリや流局で相手の手牌が見えたら、すぐ次局へ進まず、自分が想像した手順と実際の形を比べます。「なぜこの牌を残したのか」を1つ確認するだけでも、次に気づける違和感が増えていきます。

外れた読みは失敗ではなく教材です。自分が見落とした例外を覚え、次回の危険度比較に加えましょう。

NEXT STEP

待ちの形と守備の基本をつなげる

実戦でよく見る待ち一覧を確認するリーチ宣言牌の読みを復習するスジとカベの基本を読む中級者以上向け動画を見る