MAHJONG PRACTICAL GUIDE
見えている牌で受け入れはどう変わる?
受け入れの形が同じでも、場に出ている牌が増えれば、これから使える枚数は減ります。まず手牌だけの数値を出し、その後に河・副露などの公開情報を重複なく差し引いてみましょう。
まず押さえたいポイント
- 同じ牌は4枚から、自分の手牌と見えている枚数を引く
- 鳴かれた捨て牌を、河と副露で二重に数えない
- 見えていない枚数は、山に残る枚数やアガリ確率ではない
最初に有効牌を出し、次に残り枚数を数える
どの牌でシャンテン数が進むかという形の計算と、その牌が何枚見えているかという枚数の計算は分けます。テンパイ手なら、待ち牌をすべて列挙してから残り枚数を数えます。
1種類ごとに『4枚-自分の手牌-手牌以外に見えている枚数』とします。河、全員の副露、ドラ表示牌などを対象にします。赤5も通常の5と同じ種類なので、5は赤を含めて計4枚です。
手牌だけで7枚、公開牌まで数えると4枚になる例
下の13枚は3萬・6萬待ちです。自分で3萬を1枚使っているので、手牌だけなら3萬が3枚、6萬が4枚で計7枚です。『両面だから必ず8枚』ではありません。
さらに他家の公開牌に3萬2枚・6萬1枚が見えていれば、3萬は1枚、6萬は3枚で計4枚に減ります。待ちの種類は2種類のままですが、見えていない枚数は変わります。
| 待ち | 自分の手牌 | 手牌以外の公開牌 | 見えていない枚数 |
|---|---|---|---|
| 3萬 | 1枚 | 2枚 | 4-1-2=1枚 |
| 6萬 | 0枚 | 1枚 | 4-0-1=3枚 |
| 合計 | 2種類・4枚 |
捨て牌が鳴かれたときは、実物を一度だけ数える
相手が切った3萬を別の人がポンした場合、その3萬は副露した3枚の中に含まれます。河に捨てた履歴もあるからといって、ポンの3枚にもう1枚を足すと二重計上になります。
比較して切った自分の牌も、打牌後は公開牌です。実戦で同種牌の残り枚数を数えるときは、その捨てた1枚も含めます。ただし、打牌前の手牌としてすでに引いたなら、もう一度引かないようにします。
残り枚数から、山や危険度までは断定しない
見えていない牌には、山のほか、他家の手牌や王牌の中にある牌も含まれます。『4枚見えていない』から『山に4枚ある』とは言えません。確率やアガリやすさをそのまま表す数字でもありません。
また、公開牌が増えたことと、待ちの形やフリテンは別に確認します。形の待ちが残っていても、同種4枚がすべて見えていれば、これからその牌を引くことはできません。
牌理チェッカーの数字と、実戦の数字を分けて使う
現在の牌理チェッカーは入力した手牌を基準に比較します。河や他家の副露を入力する機能はないため、今回の公開牌の減算は自分で補ってください。表示された数値が、記事の場況込みの数値に自動で変わるわけではありません。
下のリンクには、例の13枚に不要牌の9萬を足した14枚を渡します。9萬を切った候補の待ちと手牌基準の枚数を確認し、他家の公開牌3枚を引くとどう変わるかを比べられます。
牌で見る例
牌の形を目で見ると、ルールや役の条件がかなりつかみやすくなります。
同じ待ちを、公開情報の有無で比較
自分の手牌と、他家の公開牌の抜粋を分けています。自分の河に待ち牌はなく、フリテンではありません。















3萬1枚を自分で使用。手牌だけなら3萬3枚+6萬4枚=7枚です。



手牌以外に3萬2枚と6萬1枚。差し引くと3萬1枚+6萬3枚=4枚です。














上の手牌に9萬を足した入力例。9萬を切る候補で比較します。
PRACTICE
数え方を2つの公開状況で確認
以下の公開牌は自分の手牌とは別の牌で、二重計上はありません。自分の河に待ち牌はないものとします。
他家の公開牌に3萬2枚・6萬1枚がある













自分の13枚は3萬・6萬待ち。上記以外に同種牌は見えていません。
答えを見る
2種類、見えていない牌は合計4枚3萬は4-手牌1-公開2=1枚。6萬は4-手牌0-公開1=3枚。1+3=4枚です。山の実残数ではありません。
他家の公開牌に3萬3枚・6萬1枚がある













自分の3萬1枚を合わせて、3萬4枚がすべて見えています。
答えを見る
これから増える牌は6萬の3枚だけ3萬は見えていない枚数が0。形としての3萬・6萬待ちと、実際に残る候補を分けて考えます。6萬も他家の手牌や王牌にある可能性は残ります。
TRY IT
例の14枚を牌理チェッカーで確認
9萬を切ったときの待ちと手牌基準の枚数を確認できます。他家の公開牌は反映されないため、この記事の計算と分けて比べてください。
例の14枚を牌理チェッカーで確認