MAHJONG PRACTICAL GUIDE
早いリーチと遅いリーチで判断は変わる?
早いリーチは怖い、遅いリーチは安いと決めてしまう方向けです。相手の打点を巡目だけで推測せず、自分が使える情報と残る機会を比較します。
雀フォリオ運営 / 作成 / 更新
まず押さえたいポイント
- 序盤は河が短く安全情報も少ない
- 終盤は情報が増えても安全牌が増えるとは限らない
- 残り機会と流局の価値は自分の進行で変わる
巡目は危険度の答えではなく、比較条件
早いリーチでは、手が整うまでに残された機会が長く、相手の河から得られる情報は少なめです。遅いリーチでは河が長くなりますが、自分も手牌を固定していて現物を持っていないことがあります。
同じ牌が早い巡だから危険、遅い巡だから安全と決まるわけではありません。自分が既にテンパイしているか、一向聴からさらに何枚通す必要があるかを先に確認します。
具体的な局面で比べる
以下は雀フォリオ運営が学習用に構成した局面です。特記がない例は4人打ちリーチ麻雀、赤牌なし。複数の手牌を並べる箇所は、前後の変化または別々の候補として表示しています。
局面 01
4巡目に受けたリーチ
東1局4巡目、南家。相手の河の確認済み部分は下記。9索は未通過、5索は現物。自分はドラなし。


















| 切る牌 | 進行 | 枚数 | 有効牌 |
|---|---|---|---|
| 9索 枚数基準 | テンパイ | 8枚 | 3萬・6萬 |
| 5索 | 1向聴 | 10枚 | 3萬・6萬・5索 |
チェッカーには手牌14枚を渡します。公開牌は上の図に合わせて追加入力すると、この記事と同じ未見枚数を確認できます。
判断の分かれ目早いから即撤退とも、残り巡目が多いから押すとも自動的には決まりません。良形テンパイの価値と未通過牌を通す負担を比較します。
局面 02
15巡目に同じ手で受けたリーチ
南2局15巡目。自分の手は上と同じ。9索は未通過、5索は現物。河は確認済みの抜粋で、最後の牌が宣言牌。


























| 切る牌 | 進行 | 枚数 | 有効牌 |
|---|---|---|---|
| 9索 枚数基準 | テンパイ | 8枚 | 3萬・6萬 |
| 5索 | 1向聴 | 9枚 | 3萬・6萬・5索 |
チェッカーには手牌14枚を渡します。公開牌は上の図に合わせて追加入力すると、この記事と同じ未見枚数を確認できます。
判断の分かれ目終盤はテンパイの価値と、安全でない一打の負担が並びます。相手の打点を遅いリーチというだけで安いと決めないでください。
間違えやすい考え方
早いリーチを高打点、遅いリーチを低打点と決める。
長い河なら自分の手の中にも安全牌があるはずと思い込む。
次の対局で使う手順
河から自分の現物を探し、残りツモと自分の進行を確認します。相手の推定打点を巡目だけで固定しないようにします。
終盤は流局時のテンパイ精算と親の継続条件も確認します。
前提と判断の限界
早い・遅いリーチの実測分布や打点統計を示す記事ではありません。河の長さから放銃率を算出していません。
TRY IT
この内容を実際に練習する
河・巡目・点棒を比べ、押す理由と守る理由を確認します。
押す?オリる?で練習