MAHJONG PRACTICAL GUIDE
リーチ?ダマ?判断するときの5つの条件
テンパイしたら、リーチで増える打点と、手を変えたりオリたりできなくなる制約を比べます。同じ手牌でも局面の条件で結論は変わるため、5つの確認項目から理由を整理してみましょう。
まず押さえたいポイント
- ダマでロンできる役があるかを最初に確認する
- リーチの打点上昇と、手を固定する制約を比較する
- 同じ牌姿でも巡目・点棒・手変わりで判断は変わる
1. 待ちと、ダマでアガれる役はあるか
待ちが広くても、ダマで役がなければ通常のロンはできません。門前ならツモで門前清自摸和が付きますが、役なしのダマはロンとツモで条件が違います。ドラがあっても役の代わりにはなりません。
まず待ち牌の種類と残り枚数、自分の河に待ち牌がないかを確認します。良形だから常にリーチ、愚形だから常にダマと決めず、打点と残り巡目も合わせて考えます。
2. リーチで何点から何点へ上がるか
リーチの1翻が付くと、同じ待ちでも点数が大きく変わる場合があります。下のタンヤオ・平和の手は、子のロンでダマ2000点、リーチ3900点です。一発・裏ドラは含めていません。
すでに満貫以上がある手では、1翻増えても同じ点数区分に収まることがあります。裏ドラなどの上乗せを確定打点のように足さず、まず現在見えている役とドラで比べます。
3. あと何巡あるか、他家の攻撃はあるか
早い巡目にはツモや手変わりの機会が多く、終盤には残りの機会が少なくなります。同時に、他家がすでにリーチしているか、危険牌を切って宣言する必要があるかも確認します。
リーチすると通常の手牌の組み替えやオリはできなくなります。安全牌を引いても自由に切り替えられないため、待ちの枚数だけでなく、固定して最後まで勝負する価値があるかを考えます。
4. 今の順位と、必要な点数は何か
オーラスでアガれば目標順位になるなら、ダマの打点で足りるかを先に確認します。逆にダマでは届かない場合は、リーチの1翻やツモで条件を満たせるかを比べます。
直撃・他家からのロン・ツモでは順位条件が違います。リーチ棒の1000点も持ち点から出すので、僅差の順位条件では無視できません。具体的な点棒はオーラス条件計算で別途確認します。
5. 待ちや手役を変える余地はあるか
カンチャンから両面、役なしから手役付き、ドラを使う形へと変わる候補があれば、ダマで手変わりを待つ理由になります。ただし、変化牌が少ないのに理想形だけを待つと、今のアガリ機会を逃すこともあります。
『何を引けば変わるか』『その牌は何枚見えているか』『変化前のままでもアガれるか』を具体的に確認します。この記事の比較は判断手順であり、局面の期待値を計算した唯一の正解ではありません。
| 条件 | 確認すること |
|---|---|
| 待ち・役 | 全待ち、残り枚数、フリテン、ダマの役 |
| 打点 | 確定している役・ドラで何点変わるか |
| 巡目・他家 | 残りの機会と、手を固定するリスク |
| 点棒 | 目標順位にダマで届くか、リーチ棒の影響 |
| 手変わり | 変化牌を具体的に列挙し、今の待ちと比較 |
牌で見る例
牌の形を目で見ると、ルールや役の条件がかなりつかみやすくなります。
同じ3萬・6萬待ちで、ロンの点数を比較
東場・南家、門前、赤・ドラ・一発・裏ドラなし。リーチ棒の供託と順位変動は、以下のロン点とは分けて考えます。















ダマでもタンヤオ・平和でロン可能です。














3萬でロン。ダマは2翻30符2000点、リーチは3翻30符3900点です。
PRACTICE
点数と、判断を分けて確認する
以下は雀フォリオが作成した教材です。点数はルールで確認できる事実、リーチするかどうかは局面を加えた判断として区別します。
この両面手は、ダマでもロンできる?













東場・南家、門前、ドラなし。捨て牌・見逃しによるフリテンはありません。
答えを見る
できます。ロンはダマ2000点、リーチ3900点3萬または6萬でタンヤオ・平和が成立します。リーチの1翻による打点上昇と、以後手を固定する制約を比べます。
このカンチャン手は、役なしのままダマロンできる?













東場・南家、門前、ドラなし。4萬待ち。海底・河底などの偶然役はないものとします。
答えを見る
通常のロンはできません。リーチなら1翻40符1300点789索があるのでタンヤオではなく、カンチャンなので平和もありません。ダマのままでもツモなら門前清自摸和が付きますが、ロンとは条件が違います。
TRY IT
リーチ?ダマ?を30問で練習
役・待ち・巡目・点棒から選び、回答後にリーチとダマのロン・ツモ点数を比較できます。
リーチ?ダマ?を30問で練習