MAHJONG PRACTICAL GUIDE
リーチ判断が分かれ得る局面を比べる
基本のリーチ判断を学んだ方向けに、どちらにも理由を持てる2局面を比べます。実在するプロの意見として紹介せず、教材の条件から考えます。
雀フォリオ運営 / 作成 / 更新
まず押さえたいポイント
- ダマでロンできる役があるかを最初に見る
- リーチの打点増加と打牌制約をセットで考える
- 裏ドラや一発を未確定の加点として扱う
点数で確定する部分と、局面判断を分ける
役・符・ドラを指定すれば、アガった場合の点数は計算できます。一方、リーチで相手がどう動くか、どれだけアガりやすいかはこの点数表からは決まりません。
下の点数比較は東場、南家の門前ロン、赤・一発・裏ドラ・本場・供託なしです。リーチ後に安全牌へ切り替えられない制約も、上がる点数と並べて考えます。
具体的な局面で比べる
以下は雀フォリオ運営が学習用に構成した局面です。特記がない例は4人打ちリーチ麻雀、赤牌なし。複数の手牌を並べる箇所は、前後の変化または別々の候補として表示しています。
局面 01
両面・役ありの2,000点か3,900点か
東2局8巡目。点棒はほぼ平ら。自分は南家、ドラなし。













進行:テンパイ / 待ち:3萬・6萬 / 見えていない枚数:8枚
| 選択・アガリ方 | 役 | 翻・符 | 支払い |
|---|---|---|---|
| ダマロン | 断么九・平和 | 2翻30符 | 放銃者2,000点 |
| リーチロン | 断么九・平和・リーチ | 3翻30符 | 放銃者3,900点 |
| ダマツモ | 断么九・平和・門前清自摸和 | 3翻20符 | 子2人が各700点 / 親1,300点 |
| リーチツモ | 断么九・平和・リーチ・門前清自摸和 | 4翻20符 | 子2人が各1,300点 / 親2,600点 |
判断の分かれ目先制良形を押す根拠も、局面への対応力を残す根拠もあります。点数差だけを期待値差と読み替えず、巡目と点棒を添えて判断します。
局面 02
ダマ7,700点から満貫へ
南3局10巡目、トップ目。7筒がドラで2枚使用。危険牌を引いたときに守備へ切り替えたい。














進行:テンパイ / 待ち:3萬・6萬 / 見えていない枚数:7枚
| 選択・アガリ方 | 役 | 翻・符 | 支払い |
|---|---|---|---|
| ダマロン | 断么九・平和・ドラ | 4翻30符 | 放銃者7,700点 |
| リーチロン | 断么九・平和・リーチ・ドラ | 5翻30符 | 放銃者8,000点 |
| ダマツモ | 断么九・平和・門前清自摸和・ドラ | 5翻20符 | 子2人が各2,000点 / 親4,000点 |
| リーチツモ | 断么九・平和・リーチ・門前清自摸和・ドラ | 6翻20符 | 子2人が各3,000点 / 親6,000点 |
判断の分かれ目一定以上の打点が既にあると、リーチによる上昇幅と守備自由度の釣り合いが変わります。ダマなら安全という意味ではなく、自分で切り替えを選べるという違いです。
間違えやすい考え方
ダマの手に役がないのに、出アガリを待つつもりで構える。
裏ドラ込みの最高打点を、宣言時点で保証された点数と考える。
次の対局で使う手順
『ダマの役・リーチ後の点数・待ち・点棒条件』を一行ずつ確認します。そのうえで押す範囲を決めます。
対局後はリーチ?ダマ?の練習で、同じ待ちでも親子や巡目が違う問題を比較してください。
前提と判断の限界
誰かのプロの発言や一致見解を示す記事ではありません。数値は指定条件の点数で、戦術の優劣を保証する期待値ではありません。
TRY IT
この内容を実際に練習する
待ち・役・点棒を変え、宣言する理由と保留する理由を比べます。
リーチ?ダマ?で練習する親子、ドラ、アガリ方による打点差を確認します。
点数計算で条件を変える