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MAHJONG PRACTICAL GUIDE

点数計算・点棒状況中級

ラス目で無理なアガリを狙うべきか

ラス目だから毎回押す、毎回高打点を作ると決めてしまう方向けです。目標着順を先に決め、その手の打点が条件に届くか確認します。

雀フォリオ運営 / 作成 / 更新

まず押さえたいポイント

  1. 残り局数と目標順位を先に決める
  2. 安いアガリでもラス回避に届く場合がある
  3. トップ必須なら未達の手を急ぐか再検討する

ラス目の一言で攻撃の目的は決まらない

東場のラス目ならまだ複数局あります。オーラスならアガリ後の順位が直接重要になります。さらに順位点や大会条件によって、ラス回避とトップ取りのどちらを重視するかが変わります。

下では同じ点棒を使い、目標だけを変えます。高打点を目指す必要があっても、危険牌を何枚でも押してよいという結論にはなりません。今の手から作れる打点と失点の負担を比較します。

具体的な局面で比べる

以下は雀フォリオ運営が学習用に構成した局面です。特記がない例は4人打ちリーチ麻雀、赤牌なし。複数の手牌を並べる箇所は、前後の変化または別々の候補として表示しています。

局面 01

2,000点直撃でラスを抜ける

南4局、自分南家、目標は3着以内。北家が3着。ドラなし。

門前13枚
四萬五萬二筒三筒四筒六筒七筒八筒四索五索六索七索七索

進行:テンパイ / 待ち:3萬・6萬 / 見えていない枚数:8枚

3萬でアガるロン・ツモの比較(東場・南家、ドラ0枚、赤・一発・裏ドラ・本場・供託なし)
選択・アガリ方役翻・符支払い
ダマロン断么九・平和2翻30符放銃者2,000点
リーチロン断么九・平和・リーチ3翻30符放銃者3,900点
ダマツモ断么九・平和・門前清自摸和3翻20符子2人が各700点 / 親1,300点
リーチツモ断么九・平和・リーチ・門前清自摸和4翻20符子2人が各1,300点 / 親2,600点

自分:南家 / 目標:3着以内 / 0本場・供託0本 / 同点では未達

東家(親)
40,000点
南家・自分
14,000点
西家
29,500点
北家
16,500点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
東家(親)からロン2,600点ロン16,60037,400
西家からロン2,600点ロン16,60026,900
北家からロン1,300点ロン15,30015,200
ツモ600・1,200点ツモ16,400全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
北家からダマ2,000点
自分16,000・北家14,500で3着へ上がれます。高打点へ変える前に、今の手の達成条件を確認します。
リーチで条件を広げる
3,900点なら他家からのロンにも可能性が広がります。宣言後の制約とリーチ棒を比較します。

判断の分かれ目必要な点数に届く安い手は価値があります。ラス目だから必ず満貫以上を作るという固定観念を外します。

局面 02

同じ点棒でもトップ必須なら

同じ点棒だが、大会条件でこの半荘のトップが必須。現在の安いテンパイでは届かない。

14枚
二萬二萬三萬三萬四萬四萬五筒五筒六筒六筒七索八索九索東
主な候補と通常手の枚数基準(手牌・捨てた牌・上記の公開牌を差し引く)
切る牌進行枚数有効牌
東 枚数基準テンパイ4枚5筒・6筒
5筒1向聴19枚3筒・4筒・5筒・6筒・7筒・東
この14枚を牌理チェッカーへ

自分:南家 / 目標:1着以内 / 0本場・供託0本 / 同点では未達

東家(親)
40,000点
南家・自分
14,000点
西家
29,500点
北家
16,500点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
東家(親)からロン16,000点ロン30,00024,000
西家からロン32,000点ロン46,000-2,500
北家からロン32,000点ロン46,000-15,500
ツモ6,000・12,000点ツモ38,000全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
テンパイを取る
アガリへは近づきますが、その手の打点がトップ条件を満たすかを別に確認します。
高打点の経路へ組み直す
必要条件が大きければ、手の進行を戻してでも打点経路を探す余地があります。成立する役とツモを具体化します。

判断の分かれ目トップ必須という条件がなければ、2着や3着へ上がる価値を捨てる理由にはなりません。採用ルールに応じて目標を選びます。

間違えやすい考え方

ラス目なら危険牌をいくらでも押してよいと考える。

条件を満たす小さなアガリまで、低打点だからと拒否する。

次の対局で使う手順

まず今局で何位を目指すか決めます。現在の打点が誰からなら届くかを確認し、届かない場合だけ作り直す経路を考えます。

残り局があるなら、今の失点で次局の条件がどれほど厳しくなるかも比較します。

前提と判断の限界

ラス回避やトップ取りの優劣は採用ルールと目的に依存します。段位ポイントや通過率の期待値は算出していません。

出典:Mリーグ公式戦ルール(成立条件・点数の確認) / 天鳳公式マニュアル(ルール差の確認)

TRY IT

この内容を実際に練習する

今の打点がどの相手からのアガリで着順に届くか確かめます。

オーラス条件計算

河・巡目・点棒を比べ、押す理由と守る理由を確認します。

押す?オリる?で練習

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