本文へ移動

メニュー

MAHJONG PRACTICAL GUIDE

点数計算・点棒状況中級

オーラスの着順条件・実戦問題10選

オーラスで何点必要か迷う方向けです。10種類の点棒から目標を決め、誰からロンするか、ツモならどう動くかを比較します。

雀フォリオ運営 / 作成 / 更新

まず押さえたいポイント

  1. 相手別のロン条件とツモ条件を分ける
  2. 同点を達成扱いにするか先に決める
  3. 本場と供託を放銃者の支払いへ二重に足さない

点差だけでなく精算後の4人を見る

自分への加点と相手への減点を別々に計算し、精算後に自分より上の相手が何人いるかを数えます。直撃なら点差はアガリ点の両側で動き、ツモなら親子で失点が変わります。

表の最低点は、既存ツールが扱う翻・符候補のうち条件を満たす基本アガリ点です。特殊な符の手も候補に含むため、今の手牌で実現できる点数とは限りません。リーチ棒は既に出た後の持ち点を使います。

具体的な局面で比べる

以下は雀フォリオ運営が学習用に構成した局面です。特記がない例は4人打ちリーチ麻雀、赤牌なし。複数の手牌を並べる箇所は、前後の変化または別々の候補として表示しています。

局面 01

トップと3,500点差

南4局。点棒はリーチ棒を出した後の現在値。アガリ精算直後に目標順位へ届く条件を考える。

この問題で2,000点ロンを作れる13枚
四萬五萬二筒三筒四筒六筒七筒八筒四索五索六索七索七索

進行:テンパイ / 待ち:3萬・6萬 / 見えていない枚数:8枚

3萬でアガるロン・ツモの比較(東場・南家、ドラ0枚、赤・一発・裏ドラ・本場・供託なし)
選択・アガリ方役翻・符支払い
ダマロン断么九・平和2翻30符放銃者2,000点
リーチロン断么九・平和・リーチ3翻30符放銃者3,900点
ダマツモ断么九・平和・門前清自摸和3翻20符子2人が各700点 / 親1,300点
リーチツモ断么九・平和・リーチ・門前清自摸和4翻20符子2人が各1,300点 / 親2,600点

自分:南家 / 目標:1着以内 / 0本場・供託0本 / 同点では未達

東家(親)
32,000点
南家・自分
28,500点
西家
22,000点
北家
17,500点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
東家(親)からロン2,000点ロン30,50030,000
西家からロン3,600点ロン32,10018,400
北家からロン3,600点ロン32,10013,900
ツモ600・1,200点ツモ30,900全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
直撃する場合
東家からのロンは自分の加点とトップの減点が同時に起きる。必要点は点差の半分を超える基本点から探す。
別の相手・ツモの場合
西家・北家からのロンではトップは減らない。ツモでは親と子の支払額が異なる。

判断の分かれ目同じトップ目標でも、直撃、他家からのロン、ツモを別々に計算する。

局面 02

4,000点差・同点を認める

南4局。点棒はリーチ棒を出した後の現在値。アガリ精算直後に目標順位へ届く条件を考える。

自分:南家 / 目標:1着以内 / 0本場・供託0本 / 同点で達成

東家(親)
32,000点
南家・自分
28,000点
西家
22,500点
北家
17,500点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
東家(親)からロン2,000点ロン30,00030,000
西家からロン4,500点ロン32,50018,000
北家からロン4,500点ロン32,50013,000
ツモ700・1,300点ツモ30,700全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
直撃する場合
2,000点を東家からロンすると30,000点同士になる。同点で達成する設定なら条件を満たす。
別の相手・ツモの場合
同点未達へ切り替えると2,000点では足りない。実際の起家優先規定は別に確認する。

判断の分かれ目同点を含む目標と、相手を上回る目標を同じ条件表にしない。

局面 03

自分が親の逆転条件

南4局。点棒はリーチ棒を出した後の現在値。アガリ精算直後に目標順位へ届く条件を考える。

自分:東家(親) / 目標:1着以内 / 0本場・供託0本 / 同点では未達

東家(親)・自分
28,500点
南家
32,000点
西家
22,000点
北家
17,500点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
南家からロン2,000点ロン30,50030,000
西家からロン3,900点ロン32,40018,100
北家からロン3,900点ロン32,40013,600
ツモ1,000点オール31,500全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
直撃する場合
子の南家からの直撃は点差を両側から縮める。親の基本ロン点の候補から最低点を探す。
別の相手・ツモの場合
親のツモは全員同額。南家の減点を含めた差の縮み方を確認する。

判断の分かれ目親は子と同じ翻符でも点数が違う。子の条件を流用しない。

局面 04

4着から2着を目指す

南4局。点棒はリーチ棒を出した後の現在値。アガリ精算直後に目標順位へ届く条件を考える。

自分:南家 / 目標:2着以内 / 0本場・供託0本 / 同点では未達

東家(親)
45,000点
南家・自分
10,000点
西家
30,000点
北家
15,000点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
東家(親)からロン24,000点ロン34,00021,000
西家からロン12,000点ロン22,00018,000
北家からロン24,000点ロン34,000-9,000
ツモ6,000・12,000点ツモ34,000全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
直撃する場合
2着の西家を直撃すると、その相手の失点も順位に効く。満貫8,000点では18,000対22,000で届かない。
別の相手・ツモの場合
トップの東家からアガっても西家は30,000点のまま。『誰からでも同じ』ではない。

判断の分かれ目3着を抜くだけでは2着条件を満たさない。全員の精算後の順位で判定する。

局面 05

まずラスを抜ける

南4局。点棒はリーチ棒を出した後の現在値。アガリ精算直後に目標順位へ届く条件を考える。

自分:南家 / 目標:3着以内 / 0本場・供託0本 / 同点では未達

東家(親)
40,000点
南家・自分
14,000点
西家
29,500点
北家
16,500点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
東家(親)からロン2,600点ロン16,60037,400
西家からロン2,600点ロン16,60026,900
北家からロン1,300点ロン15,30015,200
ツモ600・1,200点ツモ16,400全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
直撃する場合
3着の北家からの直撃は2,500点差を両側から縮める。小さなアガリでも届く可能性がある。
別の相手・ツモの場合
親からのロンでは北家は減らない。ツモは北家の支払いを含めて判断する。

判断の分かれ目ラス回避が目的なら、トップ条件を追いすぎてアガリを逃さない。

局面 06

大差のラスからトップへ

南4局。点棒はリーチ棒を出した後の現在値。アガリ精算直後に目標順位へ届く条件を考える。

自分:南家 / 目標:1着以内 / 0本場・供託0本 / 同点では未達

東家(親)
45,000点
南家・自分
8,000点
西家
30,000点
北家
17,000点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
東家(親)からロン24,000点ロン32,00021,000
西家からロン該当なし--
北家からロン該当なし--
ツモ8,000・16,000点ツモ40,000全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
直撃する場合
トップからの直撃でも、大きな打点が必要。表で必要な基本点を先に確認する。
別の相手・ツモの場合
他家からのロンはトップの持ち点を減らせない。ツモも支払い分まで含める。

判断の分かれ目条件計算は必要点を示すだけで、その手牌から作れる打点やアガリやすさを保証しない。

局面 07

2本場・供託1本の3,500点差

南4局。点棒はリーチ棒を出した後の現在値。アガリ精算直後に目標順位へ届く条件を考える。

自分:南家 / 目標:1着以内 / 2本場・供託1本 / 同点では未達

東家(親)
32,000点
南家・自分
28,500点
西家
22,000点
北家
16,500点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
東家(親)からロン1,000点ロン31,10030,400
西家からロン2,000点ロン32,10019,400
北家からロン2,000点ロン32,10013,900
ツモ400・700点ツモ31,600全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
直撃する場合
東家から1,000点をロンすると本場込み1,600点を移動し、さらに供託1,000点が自分に入る。
別の相手・ツモの場合
供託は放銃者の追加失点ではない。他家からのロンやツモの条件を同じ式にしない。

判断の分かれ目東家30,400点、自分31,100点で逆転。本場は両側、供託は自分の加点だけに効く。

局面 08

僅差から2着以内へ

南4局。点棒はリーチ棒を出した後の現在値。アガリ精算直後に目標順位へ届く条件を考える。

自分:南家 / 目標:2着以内 / 0本場・供託0本 / 同点では未達

東家(親)
26,000点
南家・自分
24,500点
西家
25,000点
北家
24,500点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
東家(親)からロン1,000点ロン25,50025,000
西家からロン1,000点ロン25,50024,000
北家からロン1,000点ロン25,50023,500
ツモ300・500点ツモ25,600全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
直撃する場合
西家を抜くには、その相手からの小さな直撃でもよい。北家との同点順位にも注意する。
別の相手・ツモの場合
東家を直撃しても西家が残る。最終的に自分より上の相手が何人いるかを数える。

判断の分かれ目一人を抜けばよいと決める前に、同点者を含めて順位を数え直す。

局面 09

供託3本を含むトップ条件

南4局。点棒はリーチ棒を出した後の現在値。アガリ精算直後に目標順位へ届く条件を考える。

自分:南家 / 目標:1着以内 / 0本場・供託3本 / 同点では未達

東家(親)
34,000点
南家・自分
27,000点
西家
21,000点
北家
15,000点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
東家(親)からロン2,300点ロン32,30031,700
西家からロン4,500点ロン34,50016,500
北家からロン4,500点ロン34,50010,500
ツモ800・1,500点ツモ33,100全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
直撃する場合
3本の供託はアガリ時に3,000点加点。直撃相手の失点とは分ける。
別の相手・ツモの場合
ツモでも供託を受け取る。供託があるからといって特定の相手だけからアガる必要があるとは限らない。

判断の分かれ目点棒合計は97,000点、場に供託3,000点。リーチ前の点棒にさらに供託を足す二重計上を避ける。

局面 10

西家からトップへ・親の支払い差

南4局。点棒はリーチ棒を出した後の現在値。アガリ精算直後に目標順位へ届く条件を考える。

自分:西家 / 目標:1着以内 / 0本場・供託0本 / 同点では未達

東家(親)
26,000点
南家
25,000点
西家・自分
24,500点
北家
24,500点
目標に届く最低の基本アガリ点と精算後の持ち点
方法必要な基本点自分の精算後放銃者の精算後
東家(親)からロン1,000点ロン25,50025,000
南家からロン1,600点ロン26,10023,400
北家からロン1,600点ロン26,10022,900
ツモ300・500点ツモ25,600全員から支払い

上限は単独役満まで。「該当なし」は、その候補範囲で目標へ届く点数がないことを表します。

この点棒条件を計算ツールへ
直撃する場合
トップの親を直撃する場合と、南家を直撃する場合で上回る相手が違う。
別の相手・ツモの場合
子のツモでは親の支払いが大きい。わずかな点差ではこの差が順位に効く。

判断の分かれ目同じ点差でも誰が親かを変えて条件を比べる。支払いの合計だけで判定しない。

間違えやすい考え方

トップとの差を半分にすれば、どの相手からでも逆転すると考える。

同点優先、連荘、アガリやめの規定を条件計算に自動で含むと思う。

次の対局で使う手順

配牌の前に目標順位を決め、次に直撃相手とツモ条件を確認します。手が進んだら、その手で作れる打点を点数計算へ入れます。

供託や本場が増えたら条件を更新します。前局と同じ点差でも、必要な基本点が下がる場合があります。

前提と判断の限界

アガリ精算直後の順位条件です。連荘後の次局、アガリやめ、同点の起家優先、複数ロン、トビ終了の細則までは判定しません。

出典:Mリーグ公式戦ルール(成立条件・点数の確認) / 天鳳公式マニュアル(ルール差の確認)

TRY IT

この内容を実際に練習する

相手別のロン・ツモ条件と流局精算を確認します。

オーラス条件計算

最低条件を自分の役・符で満たせるか確認します。

手牌の点数を計算

翻・符を数え、親子とロン・ツモの点数を答えます。

点数計算トレーニング

RELATED GUIDES

関連する記事

オーラスで何点必要?直撃とツモの違いオーラスの必要点数を、直撃、他家からのロン、親・子のツモで比較。本場、供託、同点条件も整理し、オーラス条件計算と連携します。アガリ点とオーラス条件を照合する実例点数計算ツールで確かめた2,000点のアガリを、オーラス条件計算で検証。トップからの直撃、脇からのロン、ツモで着順がどう変わるかを同じ点棒状況で比較します。供託・本場が判断に与える影響同じ3,500点差で本場・供託の有無を比較。放銃者の支払いと場からの受け取りを分け、逆転条件への影響を計算します。ドラを残すために牌効率を落とすべき場面孤立ドラとドラ対子を分け、テンパイの速度を譲る代わりに何を残すのかを14枚の比較で説明します。牌効率を無視するべき状況とは?受け入れ最大を基準に、守備とオーラス条件で一打を変える理由を14枚の局面から解説。速度を譲る代償も確認します。ラス目で無理なアガリを狙うべきか同じラス目でも3着狙いとトップ必須で必要点は違う。点棒条件と13・14枚の例から、急ぐ利益と無理押しの負担を比較します。